On Rotary Club

ガバナープロフィール


辻 秀和   (つじ ひでかず)
所属クラブ 河内長野東RC


ガバナーメッセージ

 2015年10月のRI理事会において、正式にガバナーに任命されました。これによって、本年度のガバナー問題については、完全に解決したことになります。
 ここ数年来続いた、当地区内の不協和と対立の大きな部分が解消されました。 少々の事柄が残ったとしても、当地区内の多くのロータリアンの皆さまには、やっと解決できたという共通の思いだと、私は推察いたします。

 ・皆さまのご理解と寛容の精神で、ここまでやってこられました。
 ・改めまして、本日より地区本来のロータリーの第一歩と願っております。
 ・決して、後戻りさせてはいけない。
 ・常に言動は『四つのテスト』を念頭において行っていただきたい。
 ・私たちはロータリアンです。

 個人を中傷したり、事柄の細部まで掘り起こして非難したり、もういい加減にしましょう。 私たちはロータリアンです。社会で善い事をする団体です。 この認識で、できるだけ多くのクラブ会長が結束しなければ、 再び地区自体の存続にかかわる重大な事態になります。 ご理解のほどお願い申し上げます。
 重要なこととして会長の皆さまにお伝えいたします。


*RIへの確認事項

1. Actg. DGとして本年度1月サンディエゴ国際協議会の補講が免除。
2. この時期での、会長エレクト研修セミナー(PETS)開催不要。
3. 地区研修・協議会も開催不要。
  ただし、いずれかの会議にて、一度は、ガバナーアドレスが必要。
  本会をこれに充当します。
4. 地区決議会を開催します。


2015‐2016年度 RIテーマについて

 “世界へのプレゼントになろう!”
『 Be a Gift to the World 』私たちはロータリーで、善き行いを目指しています。

 “私たちは人類に偉大なプレゼントを残した人々を尊敬しています。”というメッセージを、2015‐2016年度R I会長のラビンドラン(RAVINDRAN)氏は、全世界のロータリアンに発信されました。そして、本年度RIテーマを“世界へのプレゼントになろう”と定めました。

 ラビンドランRI会長は、『 授けられたものを自分だけのものだけにとどめるか、またはそれを生かして自らが ”世界のプレゼント”となるか、です。 』と述べて、このR Iテーマに込められた熱い思いとその深い意味を、全世界のロータリアンに説かれて、行動を促されました。また、ヒンズー教における古代の逸話“スダマの物語”を引用されて、この逸話の教訓は、受け手にとって大切なことは、その物質的な価値でなく、贈り主の心がどれだけ込められているか、ということの大切さを説かれました。

 昨年度からの「RIの方針」を受け継ぎつつ、新しいアイデアも取り入れられました。例えば、ロータリー月間が変わり、青少年プログラムのロゴが刷新されました。しかも、「ポリオ撲滅」にも、より一層の皆さまのご支援を、要請されておられます。
私たちも、善き伝統を引き継ぎ、悪しき慣習のような事柄は取り除き、新しいアイデアを臆することなく取り入れて、ロータリーを、より善き行いをできるように進展させなければなりません。

 それは、皆さま一人一人の行動しかありません。とりわけ、クラブ会長の皆さまの熱意ある、強靭なリーダーシップの発揮するところです。クラブ会長によって、クラブは大きく変わります。

 あと、9か月となりましたが、地区の発展のために、皆さまのご理解とご尽力を、衷心よりお願い申し上げます。


地区テーマについて

“自身のロータリーでの体験は、「宝物」。自分だけのものとせず、社会に役立たせよう!”
“ロータリアンは、自身の体験を新世代の若者たちに、機会あるごとに、伝えよう!”
“汗を流して、新世代と共に活動しよう!”

と言い続けてきました。これが、入会以来の変わることのない私のロータリアンとしての信条です。

 昨今の、日本を取り巻くアジアの情勢を見渡すと、特に中国と韓国のような隣国との関係が、なかなかうまく運びません。良好ではないのです。 このような時節こそ、ロータリーの真価が問われます。 特に、今年度は、世界大会が韓国・ソウルで開かれます。今一度原点に立ち返り、両国の捻じれ、縺れた関係の解決の糸口を、見出すためにもロータリーが民間組織として、更なる友情交換・相互理解を推進し、緊密な友好関係の構築を目指したいものです。 日韓友好関係の深まりは両国に、必ずプラスをもたらします。 そして、それは、東アジアや東南アジアのみならず、アジア全体の平和に大きく貢献できます。

 より良い世界を実現するために、地区役員のみでは何もできません。多くの皆さまのお力添えが必要となります。ここで、今一度原点に戻り、未来に向けて再出発をするためにも、最も重要なモットーが「超我の奉仕」です。これを今年の地区テーマとしたいと思います。

 『 超我の奉仕 』 1911年 アメリカ・オレゴン州ポートランドで開催された第二回大会で、ミネアポリスのB.フランク・コリンズ氏は他人のために尽くす意義と重要性を説き、RCは“Service, Not Self”を根本精神としなければならないと強調しました。その後この標語は、“Service Above Self ”と修正されて、1950年ロータリーのモットーとして公式に採用され、1989年規定審議会によりロータリーの第一標語に指定されました。


地区運営方針について

 近未来に向けての『夢』を創造できる地区を目指す。それには、まずPDG・DG・DGE・DGNとの良好な関係と協力体制を構築し、開かれた地区へとイメージチェンジ、未来に向けて、地区運営に協力的かつ前向きな姿勢を、会員に呼びかけて、「ノーサイド」で事に対処してゆく。

 1. ガバナー補佐及び地区役員の会議での合意のもとに.地区運営を推進。
 2. 会長会.地区決議会を必要応じ開催。
 3. 旧IMの枠組みを有効的に活用。
 4. ガバナー補佐は.基本的に旧IM組から各々1名選出。
 5. ガバナー公式訪問は.旧IMグループを基本とする。
 6. 本年度賦課金及び収支予算案は.地区決議会に付して審議.決定する。
 7. 従来の地区ファンド等(国際交流及び青少年ファンド・Peace復興支援ファンド・
   ライラ特別分担金・ロータリー文庫分担金)を廃止。地区予算に一元化する。
 8. 地区予算に本年度地区大会賦課金.次年度PETS・地区研修協議会クラブ負担金.
   ガバナーエレクト事務所開設初期費用を組み入れる。
 9. 本年度地区大会は.和歌山ホストにより和歌山市内にて行う。
10. 地区大会の日時と場所は.地区決議会に付して審議.決定する。
11. 出来るだけ.多くのクラブより地区組織へのご協力を依頼します。

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